NGC 4449 不規則銀河 Irregular Galaxy

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左のわたしの写真はVC200L望遠鏡で、右は研究グループがスバル望遠鏡で撮影。
わたしの写真でも17等星まで写ってるんです。スバルの写真は22等星以上ですごいですね。

もう渦巻き銀河はかなり撮影して、少しは様子がわかってきたのと、飽きもきたので、
例外を撮ろうと銀河衝突のアンテナ銀河NGC4038/39を狙おうとしました。
NGC4449は不規則矮小銀河、ひどい名前だ、でやはり変わり者。
撮影失敗の場合の予備対象でした。案の定、USBのトラブルでアンテナ銀河は西南の木にかかってしまい、
この矮小銀河を撮る羽目になりました。一応撮影できたので、画像処理を始めたら、渦巻きと勝手が違って、
あれこれやってるうちに、なんとなく生八橋の周りに七味とうがらしをまぶしたような風情になってしまった。
中華料理にもこんなのありますね。
ところが、このNGC4449、近年研究者の最大と言っても良い注目を集めた”矮小銀河”であることがわかってびっくり。
この銀河、近くのやはり矮小銀河を飲み込む過程にあることが観測立証されたんです。
スバルのほうの写真で、右上の刷毛でなぞったような茶色がその銀河です。
飲み込んでるほうの銀河 NGC4449はそのせいで激しい、星生成やってるらしいです。

http://www.naoj.org/Pressrelease/2012/02/08/j_index.html
Courtesey of National Astronomical Observatory of Japan
右側の画像: すばる望遠鏡に搭載された Suprime-Cam が捉えた矮小銀河 NGC4449 (左下) と
飲み込まれつつあるさらに小さな銀河 (右上)。NGC4449 中心部の青い輝きは活発な星生成活動を、
外縁部や飲み込まれつつある銀河に見られる赤い光は年老いた赤色巨星の存在を示しています。
(画像合成:ジェイ・ガバニー氏)

アンテナ銀河 NGC 4038/4039 からす座−The Antennae Galaxies in Corvus 衝突する2つの銀河

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VC200L+自己改造EOS KISS X2、ISO1600, 2時間積算露光(3分x40枚)。
自宅 サニーベール、北カリフォルニアよりの撮影 6/3/2013。
撮影で、腕とか尾を出すのは難しい。この銀河は低高度で光害の影響がきつく、アンテナ(ひげ状雲)を出すのが難しい。
これが将来起こるアンドロメダと天の川の衝突に近いとすると、太陽系は衝突面前面の星形成領域(つぶつぶ)に吸い込まれてしまいそう。
もう楕円がずいぶん歪んでしまってる。

VC200L (Reducer) and self-modified EOS REBEL XSI(450D),
guided by 80mm tube with PHD guiding and Meade DSI PRO II, on Sirius EQ-G
40 lights at ISO1600 and 3 min. Exposure each, totaling 2 hours,
20 darks and 20 lights, stacked with DSS(DeepSkyStacker),
processed with PS CS5 + Carboni Tool, Noise Ninja and FlatAid (フラットエイド)


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