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投稿者: nobuour 投稿日時: 2008-6-25 10:33:16 (1336 ヒット)

中国の、Gongyi(日本読み キョウギ) 市というところに急遽出張でいってきました。 
写真は以下をクリック
http://www.urata123.com/modules/xcgal/displayimage.php?pid=176&album=9&pos=0

キョウギ市はいわゆる中国中原の河南省にあります。 このあたりは中国文明発祥の地で 近くに殷の遺跡 西へ70kmで洛陽、竜門石窟、南へ(?)一時間ほどのドライブで、禅宗の開祖の達磨大師、カンフーで有名な少林寺、東へ50kmで 開封(中国でも最も歴史が古い都市の一つであり、北宋代に首都となった)、にいたります。 Gongyi市は 杜甫の出身地で 北宋の墓陵がありました。 Gongyiの漢字については 以下参照。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9E%8F%E7%BE%A9%E5%B8%82 
説明は以下参照。
http://en.wikipedia.org/wiki/Gongyi
黄河の流域に発生した古代文明はアジアで近くなのにエジプト文明ほど良く知らないことがわかる。

司馬遼太郎氏によると中原は蛮族の侵入が繰り返され文明の衝突と相互作用で著しい発展を遂げた。 万里の長城の構築の後は、この進入がなくなり中国文明の発展速度が停滞的になったということ。 ヨーロッパと比べると彼のいうことはあたってるなあと関心してたのですが、 五代から宋の興亡と北の部族との同盟衝突を読むと、彼の慧眼に感心する。

清代後期の大富豪、康百萬の屋敷(KangBai wanis Mansion)も訪問した。 アメリカのカリフォルニアにあるハーストキャッスル相当ですね。 成金趣味はどうもいただけません。 観光スポットとしては 4星マークでオリンピック時に観光客が押し寄せる期待があるそうです。

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